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徳を崇び惑いを弁ずるを問う②



参考・引用サイト
Wikipedia 加藤清正 「逸話」の項目
Wikipedia 同田貫
Web漢文体系 論語 http://kanbun.info/keibu/rongo00.html
(顔淵第十二-10、学而第一-2、里仁第四-10、雍也第六-26、為政第二-10)

面倒くせえ!いいから現代訳を書きやがれ!って人は以下どうぞ




「徳を崇び惑いを弁ずるを問う」
(徳を高くして、迷いを解くには、いかがいたしたものでございましょうか。)

「上を犯すことを好まずして、乱を作すを好む者は未だ之れ有らざるなり。」
(長上に対して不遜でない人が、好んで社会国家の秩序をみだし、
 乱をおこしたというためしは絶対にないことである。)
「君子は本を務む。本立ちて道生ず。孝弟なる者は、其れ仁の本為るか。」
(古来、君子は何ごとにも根本を大切にし、まずそこに全精力を傾倒して来たものだが、
 それは、根本さえ把握すると、道はおのずからにしてひらけて行くものだからである。
 君子が到達した仁という至上の徳も、おそらく孝弟というような家庭道徳の
 忠実な実践にその根本があったのではあるまいか)

「君子の天下に於けるや、適無きなり。莫無きなり。義に之与に比す。」
(君子が政治の局にあたる場合には、自分の考えを固執し、無理じいに
 事を行なったり禁止したりすることは決してない。
 虚心に道理のあるところに従うだけである)

「予が否らざる所の者は、天之を厭てん。天之を厭てん。」
(私のやったことが、もし道にかなわなかったとしたら、
 天がゆるしてはおかれない。天がゆるしてはおかれない)

「其の以てする所を視、其の由る所を観、其の安んずる所を察すれば、
 人焉んぞ廋さんや、人焉んぞ廋さんや。」
(人間のねうちというものは、その人が何をするのか、何のためにそれをするのか、
 そしてどのへんにその人の気持の落ちつきどころがあるのか、
 そういうことを観察してみると、よくわかるものだ。人間は自分を
 ごまかそうとしてもごまかせるものではない。決してごまかせるものではない)

Web漢文体系 論語 http://kanbun.info/keibu/rongo00.html
(顔淵第十二-10、学而第一-2、里仁第四-10、雍也第六-26、為政第二-10)
下村湖人(1884~1955)『現代訳論語』

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