これまでとこれからの話 fate関連 2016年10月28日 英雄王ギルガメッシュは召喚され受肉を果たした現代に嫌気がさしながらも聖杯戦争という一つの手段をもって現状に変化を与えようと目論んでいた。そんな中CCCの世界からもう一人の自分とそのマスターとされる一人の少女が現れる。つまらない冗談だと切り捨てようと思ったその少女の瞳に彼は得難いものを見た。惜しくも自分の手には入らなかったがその光はこの停滞し淀んだ現代に浸る自分に眩しく、渇望するものとなったのだった。ある日、ギルガメッシュはその少女と似た、別の少女を偶然見つけることとなる。それはこの世界での少女、別人格の「岸波白野」であった。思わぬ出会いにギルガメッシュは一つの戯れを思いつく。それは自分のマスターであった慎二を捨て、岸波白野をマスターとするものだった。何も知らず戸惑い怯える白野に逃げられぬよう自己の蔵から令呪を与え、「これはおまえの戦いだ」と彼は少女に言う。こうして彼女の非日常は突然始まったのだった。最初はわけのわからない支配に恐怖と憎悪を深めていく白野であったが、ある日の語り合いの中でギルガメッシュに「興味」という新たな感情が湧いた。ギルガメッシュが提示しているのは死と服従だけではなく、自己による新たな生への可能性でもあることを白野は気付くのだった。また、ギルガメッシュにもその語り合いで新たに「期待」というものが芽生えることとなる。こうして、彼は闇の中で光を切り開く少女の可能性に期待を、彼女は闇で支配しようとする彼の中にある目的とその意味に「興味」を抱いていくのであった。聖杯戦争が緩やかに進んでいく中、二人は静かに関係を変化させていく。ある日教会で言峰綺礼と語り合う彼の真名がギルガメッシュだと白野は知る。図書館で見つけた「ギルガメッシュ叙事詩」を二人で参照し穏やかに問答しあう夜を過ごす。またある時は、マスター交代に激怒した慎二から白野が襲われることもあった。彼女は咄嗟に令呪を一画使用しギルガメッシュに助けを命ずる。ギルガメッシュは特段変わった様子もなく、当然のように白野を助けるのだった。白野の中に新たな戸惑いが生まれていく。もしかしたら彼は考えを変えたのでは?自分と一緒に新たな道を模索してくれるのでは?だがその思いは打ち砕かれる。教会で言峰綺礼と会った白野はギルガメッシュの思惑を聞かされる。それは聖杯戦争の真実。聖杯の正体。彼がこれからアインツベルン城で為すこと。彼女は確信する。彼は自分を聖杯の依り代にするつもりなのだと。自分の考えが浅はかで馬鹿げたことであったと彼女は嘆く。そして士郎、凛陣営と密かに繋がりを持ち始めるのだった。かのギルガメッシュは何も言わずそれを黙認するのみであった。~しばらくUBWルート通り~色々あって、士郎陣営はギルガメッシュとの戦いを決意する。白野はギルガメッシュと決別し士郎宅に潜んでいた。そんな中ギルガメッシュは聖杯を発動させ敵陣営をおびき寄せるという手段に出る。聖杯の依り代となったのはあの慎二であった。マスターを自分に戻さないかと提案してきた所を狙われたのであった。最終決戦にのぞむ二陣営。セイバー、凛は聖杯へ。士郎、白野はギルガメッシュへ。徐々に押し始める士郎であったが、それをあざ笑うかのようにギルガメッシュは白野を盾にして士郎に反撃する。彼の「全ての人を助けたい」という想いにつけこんだ卑劣な手段であった。白野は剣をつかみ自分も応戦しようとするが当然それは何の力にもならない。令呪二画目を使い足止めをした所で剣をうちこもうとするが、ここに来てためらいと、魔力が上回るギルガメッシュの令呪を破る抵抗によりその剣は弾かれる。その直後、ギルガメッシュの剣が白野の右腕を直撃するが、それに倒れることなく白野は彼の腕にしがみつく。彼を捕まえた形で白野は最後の令呪を使い彼の宝物庫の使用を禁じた。直後、士郎の剣がギルガメッシュの胸を貫くのだった。-----------------------------------------------------------------------------------------------------------…とまあ、ここまで妄想しました。が、描く気はない。私にそんな画力と暇はねぇ!!!!!!!!むしろ誰か描いておくれ。最後のシーンだけこれから描きます~~~ PR